社内座談会
「これからの介護」について

社内座談会「これからの介護」について

当社理事長とこれからの時代を担う責任者で、座談会を行いました。
それぞれの園の魅力や将来にかける想いなどしっかり語っていただきました。

  • 能古清和園 施設長
    小石原福祉会 事務局長
    湯野 和樹
    毎日”笑顔”を心がけています。
  • 小石原清和園 施設長
    能古清和園 施設長
    植高 誠一郎
    趣味はドライブです。
  • 小石原福祉会 事務長
    小石原清和園 施設長
    坂口 昭太郎
    休日は家族との時間を大切にしています。


⇒入居したらどんな風に過ごしてほしいですか?

(植高):今まで、入居される前から大事にしてこられた生活が継続でき、いい一日を豊かな日々を過ごしてもらいたいと思います。最終的に「ここで良かった」と思ってもいただけるよう、少しでも生活しやすい空間づくりを心がけています。

(坂口):可能な限り、利用者様が望まれることを実践できる施設でありたいと思っているので、ここにずっといたいと思えるように各々にあった環境やサービスを提供したいと思っています。

座談会2

⇒何か園内でのイベントなどもされていますか?

(植高):能古清和園では利用者様に季節感を感じていただけるよう、四季折々の様々なイベントを行っています。中でも秋祭りが一番大きなイベントで、焼き鳥や焼きそばなど縁日風の露店を出して、地域の方やボランティアの方々にも参加してもらいながら、祭りを盛り上げいただいています。今では施設の枠を超えて、能古島の一大イベントとして広く認識していただいております。

(坂口):小石原清和園では、ご利用者様を対象に、カフェの常時営業、女子会や居酒屋、おやつ作り、誕生会などいろいろなイベントを行っています。12月には地域の方をお招きして、餅つき大会と懇親会を行っています。


⇒特に若手の職員さんに心がけてほしいことなどありますか?

(植高):一言でいえば常に向上心をもって仕事に取り組んでほしいです。介護の業務自体は無資格・未経験でも行うことが可能なので、中にはどうしてもその業務だけにとどまってしまう職員の方もいます。自分自身の成長やキャリアアップのためにも、積極的に新しいステップに進んでいってほしいと思っています。

(湯野):資格の取得などは積極的に応援しています。経験が必要なこともありますが、会社の制度を使ってどんどんステップアップしていってほしいですし、会社としてももっと支援していきたいと思っています。

座談会3


⇒昨今、働き方改革が求めらえていますが、何か取り組みはありますか?

(植高):世間では生産性の向上が謳われていますが、介護の仕事に関していえば、効率化できることとできないことが存在すると考えています。記録を取ったり、日誌などの報告書の作成についてはさらに効率化を図れるところだと思いますが、食事の介助だったり直接利用者様に向き合う場面には逆にもっと時間を使いたいなと思っています。いわゆる、間接的にかかわる業務を効率化する分、直接的にかかわる部分、利用者様に寄り添う時間を増やしていこうと施設全体で取り組んでいます。

(湯野):業務に追われて忘れがちな点もありますが、利用者様の表に出せない想いやご家族の想いなどを汲んでいく気持ちは忘れないようにしなければなりません。それをかなえていけるように余裕を持てる環境をつくっていくことが大事で、多様な働き方を受入れ、また人材確保策として新たに外国人労働者の活用や介護ロボットの導入などにも積極的にチャレンジしていきたいと思っています。


⇒取り組まなければならないことはありますか?

(植高):常々思うことは、介護の仕事を「かっこいい」と思える、また思われる仕事にしたいということです。小学生がプロ野球選手にあこがれるような、そういう夢を持てる存在に介護職がなれればいいなと思います。そのためには私たち自身が夢とやりがいを持って働ける環境を作り、社会に発信していく必要があると感じています。簡単なことではないと思いますが、その積み重ねによって介護業界全体のイメージが良くなり、介護にあこがれを抱く子供たちが増えてくれるものと信じています。

(坂口):介護人材の確保に関しては、ここ数年本当に苦労しています。これまでと違いこちらから求職者に積極的にアピールしていかないと新規採用できません。それと同時に介護の質の確保と、職員が継続して働けるようにモチベーションを上げるための取り組みなどが課題となっています。

座談会5


⇒他社との違いは何ですか?

(植高):やはり立地です。普通は街中に施設があるのが一般的です。環境だけを見ると不便に感じますが、私たちはそれをポジティブにとらえています。博多湾が一望できる、ゆったりとした時間が流れる環境の中で生活ができる。この贅沢な環境は他を探してもないのではないでしょうか。
そして職員の皆さんの思いやりや優しさも当施設の魅力だと思います。利用者様に対してはもちろんのこと、同じ職員同士支えあい、大切にする風土があり、チームワークの良さはどこにも負けないと思っています。

(坂口):小石原清和園の他社と違うところは、離職率が比較的低い職場だと思います。職員の年齢も20代から70代と幅広く、また、子育て世代の女性も多く活躍している職場だと思います。
それと、施設入職後に介護福祉士やケアマネ資格などを取得する職員が多く在籍します。

(湯野):能古清和園はかなり開放的だと思います。こんなに利用者様が自由に外に出られて過ごしているところはなかなかないと思いますよ。

座談会11


⇒「まずやってみよう」という精神はなぜですか?

(植高):利用者様のためになることなら基本的に反対することはないです。介護をやり始めたばかりで未熟な考えしかない状態であったとしても、「あれをしてみたい」「これをしてみたい」と思うことは利用者様のために何かをしたい純粋な気持ちだと受け止めています。その思いが私たちの仕事の原点だと思いますし、そういう気持ちを大切にしたいといつも考えています。
そういう職員の思いを汲み取って何かしらの形にすることが私の仕事ですし、それが職員の皆さんのモチベーションの向上、利用者様に対するサービスの質の向上につながると信じています。

(坂口):時には失敗してしまうことや利用者様に誤解を与えてしまうようなこともあります。
しかし、職員が利用者様の気持ちを代弁し、自ら企画、実行することで、仕事に対しての責任感や、仕事に対してのやる気、ご利用者様に対しての心遣いができるようになると思います。

(湯野):結果は誰にも分らない。でもチャレンジすることで新たな発見や気づきが生まれるんです。
そういう経験を職員さんにはたくさんしてほしいと思いますね。
そこで、「ありがとう」とかもしくはそういう表情で利用者様が反応をされたとしたら
それはその職員のモチベーションにもつながる。私たちもこういう経験が推進力になっているので、今、職員のみなさんにも「まずはチャレンジ」することの大切さを感じてもらって次に伝えてもらいたいと思います。

座談会8


⇒最後に、
働きたい人に向けたメッセージをお願いします。

(植高):常に新しいことにチャレンジしている法人だと思っています。
アットホームな職場で職員間の距離がとても近く、働きやすい職場だと自負しています。
利用者さんのために一緒に仕事をしてもらえたらうれしいなと思っています。
未経験の方でも勇気をもって飛び込んできてほしいです。

(坂口):介護施設には、悲しみを抱えたり、孤独を感じているご利用者様が多くいらっしゃいます。
その方たちに寄り添い、生活を手助けしていくことで、慈愛の心や人生の先輩から多くのことを学ぶことができ、人生観を変えることのできる仕事だと思います。
社会的な位置づけはまだまだ低いかもしれませんが、社会福祉の精神のもと、仕事を通じて、社会貢献や人助けができるすごくやりがいのある仕事だと思います。

(湯野):「介護」というものは自己満足で終わるような仕事じゃないと思うんです。
自分だけでなく、目の前の利用者様の幸せや社会のために自ら何ができるか考え、行動することで、自己実現につながったり、自分自身の幸せ、達成感というものを感じることができるのだと思います。
 なので、介護・福祉という仕事を通して、一緒に働きながら、そういう感覚を味わってもらいより豊かな人生、自分の将来につなげていただきたいですね。
 迷っている人がいるならこの道を選んでほしいなと思います。自分たちも魅力を伝えられるような企業、そういった施設であり続けるように努力していきます。

⇒入居したらどんな風に過ごしてほしいですか?

(植高):今まで、入居される前から大事にしてこられた生活が継続でき、いい一日を豊かな日々を過ごしてもらいたいと思います。最終的に「ここで良かった」と思ってもいただけるよう、少しでも生活しやすい空間づくりを心がけています。

(坂口):可能な限り、利用者様が望まれることを実践できる施設でありたいと思っているので、ここにずっといたいと思えるように各々にあった環境やサービスを提供したいと思っています。

座談会1

座談会2

⇒何か園内でのイベントなどもされていますか?

(植高):能古清和園では利用者様に季節感を感じていただけるよう、四季折々の様々なイベントを行っています。中でも秋祭りが一番大きなイベントで、焼き鳥や焼きそばなど縁日風の露店を出して、地域の方やボランティアの方々にも参加してもらいながら、祭りを盛り上げいただいています。今では施設の枠を超えて、能古島の一大イベントとして広く認識していただいております。

(坂口):小石原清和園では、ご利用者様を対象に、カフェの常時営業、女子会や居酒屋、おやつ作り、誕生会などいろいろなイベントを行っています。12月には地域の方をお招きして、餅つき大会と懇親会を行っています。

⇒特に若手の職員さんに心がけてほしいことなどありますか?

(植高):一言でいえば常に向上心をもって仕事に取り組んでほしいです。介護の業務自体は無資格・未経験でも行うことが可能なので、中にはどうしてもその業務だけにとどまってしまう職員の方もいます。自分自身の成長やキャリアアップのためにも、積極的に新しいステップに進んでいってほしいと思っています。

(湯野):資格の取得などは積極的に応援しています。経験が必要なこともありますが、会社の制度を使ってどんどんステップアップしていってほしいですし、会社としてももっと支援していきたいと思っています。

座談会3

座談会4

⇒昨今、働き方改革が求めらえていますが、何か取り組みはありますか?

(植高):世間では生産性の向上が謳われていますが、介護の仕事に関していえば、効率化できることとできないことが存在すると考えています。記録を取ったり、日誌などの報告書の作成についてはさらに効率化を図れるところだと思いますが、食事の介助だったり直接利用者様に向き合う場面には逆にもっと時間を使いたいなと思っています。いわゆる、間接的にかかわる業務を効率化する分、直接的にかかわる部分、利用者様に寄り添う時間を増やしていこうと施設全体で取り組んでいます。

(湯野):業務に追われて忘れがちな点もありますが、利用者様の表に出せない想いやご家族の想いなどを汲んでいく気持ちは忘れないようにしなければなりません。それをかなえていけるように余裕を持てる環境をつくっていくことが大事で、多様な働き方を受入れ、また人材確保策として新たに外国人労働者の活用や介護ロボットの導入などにも積極的にチャレンジしていきたいと思っています。

⇒取り組まなければならないことはありますか?

(植高):常々思うことは、介護の仕事を「かっこいい」と思える、また思われる仕事にしたいということです。小学生がプロ野球選手にあこがれるような、そういう夢を持てる存在に介護職がなれればいいなと思います。そのためには私たち自身が夢とやりがいを持って働ける環境を作り、社会に発信していく必要があると感じています。簡単なことではないと思いますが、その積み重ねによって介護業界全体のイメージが良くなり、介護にあこがれを抱く子供たちが増えてくれるものと信じています。

(坂口):介護人材の確保に関しては、ここ数年本当に苦労しています。これまでと違いこちらから求職者に積極的にアピールしていかないと新規採用できません。それと同時に介護の質の確保と、職員が継続して働けるようにモチベーションを上げるための取り組みなどが課題となっています。

座談会5


座談会6

⇒他社との違いは何ですか?

(植高):やはり立地です。普通は街中に施設があるのが一般的です。環境だけを見ると不便に感じますが、私たちはそれをポジティブにとらえています。博多湾が一望できる、ゆったりとした時間が流れる環境の中で生活ができる。この贅沢な環境は他を探してもないのではないでしょうか。
そして職員の皆さんの思いやりや優しさも当施設の魅力だと思います。利用者様に対してはもちろんのこと、同じ職員同士支えあい、大切にする風土があり、チームワークの良さはどこにも負けないと思っています。

(坂口):小石原清和園の他社と違うところは、離職率が比較的低い職場だと思います。職員の年齢も20代から70代と幅広く、また、子育て世代の女性も多く活躍している職場だと思います。
それと、施設入職後に介護福祉士やケアマネ資格などを取得する職員が多く在籍します。

(湯野):能古清和園はかなり開放的だと思います。こんなに利用者様が自由に外に出られて過ごしているところはなかなかないと思いますよ。

⇒「まずやってみよう」という精神はなぜですか?

(植高):利用者様のためになることなら基本的に反対することはないです。介護をやり始めたばかりで未熟な考えしかない状態であったとしても、「あれをしてみたい」「これをしてみたい」と思うことは利用者様のために何かをしたい純粋な気持ちだと受け止めています。その思いが私たちの仕事の原点だと思いますし、そういう気持ちを大切にしたいといつも考えています。
そういう職員の思いを汲み取って何かしらの形にすることが私の仕事ですし、それが職員の皆さんのモチベーションの向上、利用者様に対するサービスの質の向上につながると信じています。

(坂口):時には失敗してしまうことや利用者様に誤解を与えてしまうようなこともあります。
しかし、職員が利用者様の気持ちを代弁し、自ら企画、実行することで、仕事に対しての責任感や、仕事に対してのやる気、ご利用者様に対しての心遣いができるようになると思います。

(湯野):結果は誰にも分らない。でもチャレンジすることで新たな発見や気づきが生まれるんです。
そういう経験を職員さんにはたくさんしてほしいと思いますね。
そこで、「ありがとう」とかもしくはそういう表情で利用者様が反応をされたとしたら
それはその職員のモチベーションにもつながる。私たちもこういう経験が推進力になっているので、今、職員のみなさんにも「まずはチャレンジ」することの大切さを感じてもらって次に伝えてもらいたいと思います。

座談会8
座談会9

座談会10
座談会11

⇒最後に、
働きたい人に向けたメッセージをお願いします。

(植高)常に新しいことにチャレンジしている法人だと思っています。
アットホームな職場で職員間の距離がとても近く、働きやすい職場だと自負しています。
利用者さんのために一緒に仕事をしてもらえたらうれしいなと思っています。
未経験の方でも勇気をもって飛び込んできてほしいです。

(坂口)介護施設には、悲しみを抱えたり、孤独を感じているご利用者様が多くいらっしゃいます。
その方たちに寄り添い、生活を手助けしていくことで、慈愛の心や人生の先輩から多くのことを学ぶことができ、人生観を変えることのできる仕事だと思います。
社会的な位置づけはまだまだ低いかもしれませんが、社会福祉の精神のもと、仕事を通じて、社会貢献や人助けができるすごくやりがいのある仕事だと思います。

(湯野)「介護」というものは自己満足で終わるような仕事じゃないと思うんです。
自分だけでなく、目の前の利用者様の幸せや社会のために自ら何ができるか考え、行動することで、自己実現につながったり、自分自身の幸せ、達成感というものを感じることができるのだと思います。
 なので、介護・福祉という仕事を通して、一緒に働きながら、そういう感覚を味わってもらいより豊かな人生、自分の将来につなげていただきたいですね。
 迷っている人がいるならこの道を選んでほしいなと思います。自分たちも魅力を伝えられるような企業、そういった施設であり続けるように努力していきます。